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スコヴィル値とは
とうがらしは種類により辛さが異なります。
化学者の
ウィルバー・スコヴィル
(Wilbur Scoville)は、とうがらしの辛さを測ろうとしました。当初はとうがらしの辛味物質を、他の化学物質と反応させることで辛さを測ろうとしましたが、十分な反応が得られませんでした。
そこでスコヴィルは、測定の方法として、人間の「舌」に着目しました。人間の舌はきわめて敏感であると判断したからでした。
実験方法は単純で、とうがらしの辛味成分であるカプサイシンに、甘味のついた水を一定の割合で加えていき、辛さが認識できなくなるまで続けていくという方法です。
こうして各種のとうがらしの辛さの程度を測ることができ、測った値は「
スコヴィル値
(Scoville scale)」と名づけられました。
しかし、この実験の最大の問題点は、人間の主観によって異なるという不明瞭さでした。現代では、人間の舌と同じくらい感度の良い機器によって測られています。ただし、「スコヴィル値」という言葉は今でも用いられています。
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