とうがらしの種類

カイエンペッパー

カイエンペッパー(カイエンヌペッパー)(Cayenne pepper)は、とうがらしの品種のひとつです。しかし、カイエンペッパーという言葉は、とうがらしそのものの総称として使われたり、何種類かの辛いとうがらしを粉末状にしたものをいったりします。

このように、非常に混乱をまねきやすい名前です。ここでは混乱しないよう、それぞれ分けて解説します。

1.とうがらしの1品種としてのカイエンペッパー
カイエンペッパー(カイエンヌペッパー)は、非常に辛いタバスコソースにも使われるポピュラーな品種です。形状は、細長くとがっていて、とうがらしの辛さを示すスコヴィル値ではおよそ35,000であり、非常に高い数値です。

2.粉末としてのカイエンペッパー
粉末と言っても、上記の説明の1品種としてのカイエンペッパーだけを粉末状にしたものではなく、辛味の強い数種類の乾燥した赤いとうがらしを混ぜて粉状にひいたものをいいます。

3.総称としてのカイエンペッパー
料理人は唐辛子のことを「カイエン」と呼ぶ習慣があるようです。そのため業務用のとうがらしの商品名が「カイエンペッパー」となっているとこが多いようですが、中身はとうがらしそのものです。

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